「STEM教育にオススメのおもちゃが欲しいけど、どれを選んだらいいのかわからない」
あなたは今、このようにお考えではありませんか?
そこでこの記事では、STEM教育のオススメおもちゃ3選を解説します。
他にも以下の2つについてご紹介します。
- そもそもSTEM教育とはどういうものなのか
- おもちゃを使ったSTEM教育のコツ
早速、STEM教育のオススメおもちゃについて見ていきましょう。
STEM教育とは
STEM教育とは、IT化やグローバル化などを受け、国際競争力を持った人材を生み出すことを目的とした21世紀型の教育です。
STEM教育の名前は、以下の4つの教育分野の頭文字を取っています。
- Science(科学)
- Technology(技術)
- Engineering(工学)
- Mathematics(数学)
近年では、Art(芸術)を足して、STEAM教育と呼ばれるケースもあります。
STEAM教育については、別記事(STEAM教育とは?)にて詳しくご紹介しておりますので、気になる方はご覧ください。
経済産業省のAI人材育成の取組によると、AIに対応できる人材不足が深刻で、現状約17万人から2030年には約79万人に拡大すると予測されています。
そのため、授業で学習する各教科等の学びを基盤としつつ、今からパソコンやロボットに親しむことで、今後のAIやloT時代に向けた科学技術の発展に貢献できる多くの人材を育てることが目的です。
文部科学省の主な取り組みとしては、小学校のプログラミング教育の必修化やスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の設置などが行われています。
STEM教育にオススメのおもちゃ3選
STEM教育の目的はこれからのIT化が進んだ時代に対応できる人材を育てることです。
日本STEM教育学会/これまでのSTEM教育と今後の展望によるとIT化が進んだ時代に対応できる人材には、以下の3つの能力があると良いとされています。
・物事の要素を分解して解決策を構想する能力
・問題解決するための創造的な思考能力
そこでここでは、これらのスキルを身につけられる、オススメのおもちゃを数ある中から3つ紹介します。
- プログラミングのおもちゃ
- パズルゲーム
- ボードゲーム
プログラミングのおもちゃ
STEM教育の目的である物事を把握しわかりやすく解決するため言語能力や、物事の要素を分解して解決策を構想する能力を得るためには物事を論理的に捉えられる能力が必要です。
ろんり-てき【論理的】
論理の法則にかなっていること。りづめ。出典:広辞苑
プログラミングのおもちゃを通して、論理的思考の一部であるプログラミング的思考を学ぶことで、物事を順序立てて理解できる力が身につきます。
例えば、当メディアを運営するソニー・グローバルエデュケーションの「KOOV」ではロボット制作しプログラミングを用いて動かします。
その過程で、どのようにすれば自分が考えた通りに動くかを論理的に考え実践するため、プログラミング的思考を深く理解することができるでしょう。
プログラミング的思考については以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方は是非ご一読ください。
パズルゲーム
パズル教育の現在とその問題点によると、パズルは論理的思考の基礎体験として効果的だとされています。
決まったこと(必要条件)と、決まっていないこと(場合分けしなければならないこと)を、きちんと仕分けして考えを進めるという論理的思考の基礎体験として、パズルは最適です。
そういうパズルに対し、子どもは一切、強制感など感じることなく、本人の強い意志で、どうしても解きたいという気持ちをもつようになります。そこでは躍動する思考が繰り広げられ、一カ所でも適当な決めつけや、曖昧な判断を行うと解けないという厳密さが、子どもを鍛えます。
物事の要素を分解して解決策を考えるには、現状の問題と理想の状態を想像する必要があり、解決するための内容を論理的に組み上げる必要があります。
入社試験や公務員試験などにおいてもたびたびパズル問題が出題されており、社会で必要となる論理的思考を見る指標として使用されていると言えるでしょう。
ボードゲーム
ボードゲームには教育効果があると言われており、近年注目を浴びています。
ボードゲームがもたらす効果の分析と一般化のための検討によると知識の増加や認知機能に影響があることが研究からわかっています。
また、その他に以下のような能力が鍛えられることがわかっています。
- 計算能力
- 記憶力
- 創造力
- 判断力
記憶力や判断力を用いて、現状からベストな選択肢を論理的に考える力が身に付くため、STEM教育を効果的に行えると言えるでしょう。
また、一緒にプレイしている人とコミュニケーションを取る必要があるため、コミュニケーション力などの非認知能力を鍛えることもできます。
非認知能力とは「コミュニケーション力などの数値化できない知的能力」のことで、周囲の人と関わりを持つことで成長します。
非認知能力について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
STEM教育を身に付けるにはアクティブラーニングがおすすめ
アクティブラーニングとは、従来のような受け身の授業ではなく、グループワークやディスカッションなどを通して、子どもが主体的に学ぶ教育です。
日本でも文部科学省が注目し、子どもをバランス良く育てる学習方法として導入されており、平成29年に公示した新しい学習指導要領にも記載があります。
アクティブラーニングの学習効果に関する検証では、アクティブラーニングを行った学生の方が通常の講義を行った学生よりもテストの得点が高かったという結果が出ています。
また、欧米の研究でもアクティブラーニングを取り入れた場合、課題の理解度が高く、長期記憶の定着率も高くなることがわかっています。
そのため、おもちゃで遊ぶ際に子どもが自分から興味を持って主体的に取り組むことで、より効率よく学習することができます。
STEM教育の効果を高めるにはプログラミング教室がオススメ
アクティブラーニングを用いてSTEM教育の効果を更に高めたい方には、当メディアを運営するソニー・グローバルエデュケーションのKOOVパートナープログラミング教室をおすすめします。
KOOVパートナープログラミング教室は、「KOOV」という教材を使用してロボット制作・プログラミング学習を行う教室です。
「KOOV」は直感的に使えるブロックが特徴で、楽しみながらロボットを制作できます。
直感的に使えるプログラミング言語を用いて、小さなお子さまでも簡単にロボットを動かせます。
プログラミングを使って新しい視点で世界を見れることで、「身の回りへの好奇心を持つ」「得意なこと・好きなことが増える」という体験ができるでしょう。
また、子どもが自ら主体的に取り組むことができるため、アクティブラーニングによる効果も期待できます。
月謝は約1万円ですが、キットはレンタル可能ですので教材費は必要ありません。
(※一部レンタル有料・購入必須の教室がございます)
さらに、全国47都道府県で1000以上の教室数を展開しているため、どなたでもお近くの教室が見つかります!
無料体験を行っていますので、ぜひ気軽にお申込みください!
(※有料の教室もございますので、体験申込時に各教室のページをご確認ください。)
STEM教育 おもちゃ まとめ
今回は、STEM教育のオススメおもちゃ3選について解説しました。
- プログラミングのおもちゃ
- パズルゲーム
- ボードゲーム
これらのおもちゃを通して論理的思考を身に付けることができ、アクティブラーニングを行うことでその効果を更に高めることができるでしょう。
また、KOOVパートナープログラミング教室では、アクティブラーニングの形式でプログラミング学習によって論理的思考を鍛えることができるため、気になった方は是非体験教室を検討してみてはいかがでしょうか。
この記事が、あなたの子育てのお役に立てば幸いです!