【プログラミング教育とは?】小中高別の教育内容や、ねらい・現状を解説します!

「プログラミング教育って結局どういうこと?」

あなたは今、このようにお考えではありませんか?

プログラミング教育を理解して、お子さまの健やかな成長を手伝えたらとても嬉しいですよね。

そこでこの記事では、プログラミング教育について詳しく解説していきます。

また、小中高別の教育内容やそのねらい、現状などについても解説していくため、プログラミング教育について正しく理解できるようになるでしょう。

さっそくプログラミング教育について学んでいきましょう。

プログラミング教育とは?|コンピュータを扱い、問題解決や自己表現を行えるようになるための教育

プログラミング教育とは

プログラミング教育とは、コンピュータを扱い、問題解決や自己表現を行えるようになるための教育です。

コンピューターが急激に普及し、もはやコンピューターなしでは生活できない状態になりました。

今後、より多くの場面でコンピューターが活用されると思われ、コンピューターの役割はますます増えていきます。

こうした時代を生きていく上で、今までとは違った資質や能力が求められることになるとされています。

プログラミング教育方法|文部科学省の指導要領をわかりやすく解説!

プログラミング教育方法

プログラミングの学習内容は、小学校、中学校、高等学校でそれぞれ異なります。

文部科学省の指導要領を参考に、それぞれの学習内容の要点をまとめました。

小学校のプログラミング教育|プログラミングの考え方を学ぶ

小学校のプログラミング教育

小学校では、どの科目でプログラミング教育を行うかは規定されていません。

各学校がそれぞれの事情に合わせて、どの学年でどの教科でどの単元で取り入れるのかを決定することになっているので、内容が一律に決まっているわけでもありません。
(2021年12月現在)

プログラミング教育の目的は、プログラミング的思考を身につけるところにあります。

プログラミング的思考自体は、コンピューターで実際にプログラミングを行わなくても学ぶことができるので、コンピューターなどのデジタル機器が整っていない学校でも十分に学習を行うことができます。

小学生でははじめのステップとして、プログラミングの考え方を学んでいきます。

中学校のプログラミング教育|プログラミングを用いて問題解決を行う

中学校のプログラミング教育では、プログラムを組むときの考え方を学ぶことに重点が置かれています。

以前から中学校では、プログラミングが学習内容に含まれていましたが、あまり重要視はされていませんでした。

しかし、今回のプログラミング教育の必修化に合わせて、プログラムの制作、さらには動作の確認や検証、評価、改善、修正までを行うようになりました。

また、プログラミングを学ぶ目的として、「生活や社会における問題を解決する」ことも追加されています。

簡単に言えば、小学校同様、プログラミング的思考が重視されますが、それだけではなく、技術的な面も意識した活動をすることが求められている、ということになります。

ただ、プログラマーを育成する目的ではなく、技術科の他の単元と同様に、理解を深めることに重点が置かれていると言えます。

旧中学校学習指導要領(平成27年3月)
新中学校学習指導要領(平成29年告示)

高等学校のプログラミング教育|プログラミングの考え方を使えるようになる

高等学校のプログラミング教育

高校のプログラミング教育では、プログラミングの考え方を使えるようになることに重点が置かれています。

高校生のプログラミング教育は、1970年代から学習指導要領には記載されていましたが、必修ではなかったためあまり授業で触れられることはありませんでした。

しかし、2022年度からは「情報Ⅰ」が必修となり、この科目に含まれるプログラミングも必修になることが決まりました。

高校では、中学までに養ったプログラミング思考を使って、実際に基礎的な実務面も重視されています。

中学生と違って卒業後に働き始める生徒もいることから、基礎的なプログラミングの知識と、プログラミング的思考や情報を活用する力を養って、社会で活躍してほしいというメッセージでもあると言えるでしょう。

高等学校学習指導要領比較対照表【情報】(各学科に共通する教科)

プログラミング教育の現状や問題点|自治体によっては対応が遅れている

プログラミング教育の現状としては、プログラミング教育への対応が遅れている自治体も出てきています。

プログラミング教育に必要な端末を1人に1台付与するGIGAスクール構想という取り組みがあります。

現在は変革期であるため、1人に1台端末を用意することを検討中である自治体もあり、プログラミング教育を行うための準備や実践のレベルに自治体間で差が出てしまっている言えるでしょう。

(出典:GIGAスクール構想の最新の状況について

プログラミング教育におすすめの教材・教室のご紹介

また、学校教育だけでなく、教材を使ったり教室に通ったりすることで、プログラミング学習を行うこともおすすめです。

最近はプログラミング教育と同時にロボット制作も行える、ロボット・プログラミング教室が人気を博しています。

プログラミングと聞くと「なんだか難しそう」と思う方もいますが、最初は簡単なロボットの制作から始まるので、プログラミングの知識がない子どもでも楽しめることが特徴です。

そこで、ロボットを使用したプログラミング学習に興味がある方には、当メディアを運営しているKOOVパートナープログラミング教室をご紹介します。

KOOVパートナープログラミング教室は、「KOOV」という教材を使用してロボット制作・プログラミング学習を行う教室です。

「KOOV」はカラフルで触りたくなるブロックが特徴で、楽しみながらロボットを制作できます。

また、直感的に使えるプログラミング言語を用いるため、小さなお子さまでも簡単にロボットを動かせます。

プログラミングを使って新しい視点で世界を見れることで、「身の回りへの好奇心を持つ」「得意なこと・好きなことが増える」という体験ができるでしょう。

月謝は約1万円ですが、キットはレンタル可能ですので教材費は必要ありません。
(※一部レンタル有料・購入必須の教室がございます)

さらに、全国47都道府県で1000以上の教室数があるため、どなたでもお近くの教室が見つかります!

無料体験を行っていますので、ぜひ気軽にお申込みください!
(※有料の教室もございますので、体験申込時に各教室のページをご確認ください。)

プログラミング教育 まとめ

いかがだったでしょうか。

プログラミング的思考は、変化の激しい時代を生きていくためには、重要なスキルになります。

学校教育でも必修となったプログラミング教育は、今後ますます求められるものになります。

プログラミング思考を早いうちから身につけておくと、お子さまの将来につながる可能性があるため、学校教育以外でもプログラミング教育に触れることをおすすめします。

ぜひ、この機会に検討してみましょう。

NO IMAGE

KOOVパートナー プログラミング教室とは

KOOVパートナーとは、ソニー・グローバルエデュケーションが定める基準を満たした、ロボット・プログラミング 学習キット 「KOOV」 を利用する教室に提供されるパートナー制度です。 KOOVパートナーの教室は、全国に1000教室以上展開し、その成長率は業界No.1となっています。