子どもが問題解決能力を身につける方法とは?身につけることで得られる2つのメリットをご紹介

「問題解決能力って何?どうやって身につけるの?」

あなたは今、このようにお考えではありませんか?

問題解決能力は、情報化が進展する社会において必要不可欠な能力だと言えます。

そこで今回は、問題解決能力を身につける方法について詳しく解説します。

あわせて問題解決能力を育む具体的な方法もまとめたので、保護者がお子さまを適切にサポートできるようになるでしょう。

現時点での学力向上はもちろんのこと、将来的に活躍できる人材になるために問題解決能力を身につけると良いでしょう。

問題解決能力とは?|子どもが生きるための力を育む

問題解決能力とは

問題解決能力とは、自ら課題を見付け解決策をじっくりと考えて、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力のことです。

(参照元:文部科学省「今、求められる力を高める総合的な学習の時間の展開」)

問題解決能力が高い子どもは、目の前に大きな壁が立ちはだかったときにその状況を正確に理解し、必要な情報を集めて自分の力で解決へと導くことができます。

文部科学省では、子どもが問題解決能力を高められるように様々な取り組みを行っています。

問題発見・解決能力については、各教科等において、物事の中から問題を見いだし、その問題を定義し解決の方向性を決定し、解決方法を探して計画を立て、結果を予測しながら実行し、振り返って次の問題発見・解決につなげていく過程を重視した深い学びの実現を図ることを通じて、各教科等のそれぞれの分野における問題の発見・解決に必要な力を身に付けられるようにするとともに、総合的な学習(探究)の時間における横断的・総合的な探究課題や、特別活動における集団や自己の生活上の課題に取り組むことなどを通じて、各教科等で身に付けた力を統合的に活用できるようにすることが重要です。

引用:文部科学省「教育課程の実施と学習評価

子どもが問題解決能力の向上を目指すことで得られる2つのメリット

問題解決能力の2つのメリット

子どもが問題解決能力を身につけることでどのような利点があるのでしょうか。国士舘大学の教授 北 俊夫先生の研究結果をもとに以下の2つのメリットについて解説します。

  • 子どもが自ら進んで学習できるようになる
  • 子どもが自分で物事を考えられるようになる

子どもが自ら進んで学習できるようになる

問題解決能力を高めることを意識した授業は、子どもの学習意欲の向上につながります。

従来の受け身の授業ではなく、グループワークやディスカッションを活用して子どもが主体的に学ぶ教育スタイルになるでしょう。

上記の教育スタイルのことを「アクティブラーニング」と呼んでおり、世界的にも注目を集めています。

平成29年度小・中学校新教育課程説明会(中央説明会)における文科省説明資料

問題解決能力の向上に加え、以下の2つの効果が見込めます。

  • 学習意欲が向上・成績が良好になる
  • コミュニケーション能力が向上する

アクティブラーニングについて以下に詳しくまとめているので、ぜひご一読ください。

アクティブラーニングとは?自分で考えられる子どもを育てよう

子どもが自分で物事を考えられるようになる

自分で問題や疑問を持って自ら解決していくことで、日常で問題が発生したときにも自分の力で解決できないかを試行錯誤できるようになります。

また、問題に遭遇した時だけでなく、現状に問題を見つけられるようになることで、自分の周りの環境をより良くしてくこともできます。

問題解決能力を育成するプログラミング教育ではプログラミング的思考を通して問題解決能力を育成する検証が行われました。

この検証は自分の目の前にある問題に対してどのようにアプローチをしたら良いかを、プログラミング的思考を用いて考えられるかということを目的としています。

2020年に小学校で必修化されたプログラミング教育なども、子どもが自分で問題解決ができるようになるために行なっていると捉えられます。

子どもの問題解決能力を育む方法!2つのポイントで身に付く

子どもの問題解決能力を育む方法

子どもが問題解決能力を身につけることで、今後の社会の急激な変化にも対応できます。

お子さまの明るい将来のために、問題解決能力を高める必要があるのです。

ここでは、文部科学省の資料と国士舘大学の教授へのインタビューをもとに問題解決能力を育む2つのポイントについて解説します。

  • 問題を解決するまでの基本の流れを理解する
  • プログラミング学習をする

問題を解決するまでの基本の流れを理解する

問題を解決するまでの一連の流れを理解していなければ、解決へ結び付けることは困難です。

以下の通り問題には、ある程度決まった流れがあるため、構成を理解することで最短で解決できるようになります。

問題解決的な学習に定まった形式はありません。しかし少なくとも次の三つから構成されます。

引用:教育の小径

3つの構成について見ていきましょう。

①本質的問題を発見する

②発見した問題を解決するための施策を調べる・確かめる

③問題を解決するために行動し、結果をまとめる

上記の3つのステップを繰り返し行うことで、問題解決能力の向上が見込めます。

プログラミング学習をする

プログラミング学習を通じて「問題解決能力」の向上が期待できます。

2020年から必修化された「プログラミング教育」ですが、文部科学省は、プログラミング的思考力の向上を目的としていると述べています。

プログラミング的思考力を磨くことで、問題解決能力に加え、「読解力」「論理的・創造的思考力」「人間性」なども同時に培うことができるのです。

情報化が進展する社会において求められる能力が高くなるので「プログラミング的思考力」の向上を目指してみると良いでしょう。

具体的には、プログラミング的思考力を高められる遊びを取り入れたり、プログラミング教室に通ったりするとより一層、問題解決能力を育むことができます。

(参照元:文部科学省「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)」)

子どもの問題解決能力を培うことができる!おすすめのプログラミング教室を紹介

プログラミング的思考力の向上が問題解決能力も同時に引き上げると解説しました。

またプログラミング的思考力を磨くためには、プログラミング教室に通うことをおすすめします。

そこで当メディアを運営するソニー・グローバルエデュケーションのKOOVパートナープログラミング教室をおすすめします。

KOOVパートナープログラミング教室は、「KOOV」という教材を使用してロボット制作・プログラミング学習を行う教室です。

「KOOV」は直感的に使えるブロックが特徴で、楽しみながらロボットを制作できます。

直感的に使えるプログラミング言語を用いて、小さなお子さまでも簡単にロボットを動かせます。

プログラミングを使って新しい視点で世界を見れることで、「身の回りへの好奇心を持つ」「得意なこと・好きなことが増える」という体験ができるでしょう。

また、子どもが自ら主体的に取り組むことができるため、アクティブラーニングによる効果も期待できます。

月謝は約1万円ですが、キットはレンタル可能ですので教材費は必要ありません。
(※一部レンタル有料・購入必須の教室がございます)

さらに、全国47都道府県で1000以上の教室数を展開しているため、どなたでもお近くの教室が見つかります!

無料体験を行っていますので、ぜひ気軽にお申込みください!
(※有料の教室もございますので、体験申込時に各教室のページをご確認ください。)

教室での学習だけでなく、自宅で学べる講座もありますのでこちらもぜひご検討ください。

KOOVの自宅学習

子どもの問題解決能力 まとめ

問題解決能力は、情報化が進展する社会において求められる重要な能力です。

この能力を育むことで、主体的に学習に取り組めるようになったり、困難なことがあっても自分の力で乗り越えられるようになったりといったメリットがあります。

保護者はお子さまが問題解決能力を向上できるように、以下の2つを意識してみてはいかがでしょうか。

  • 問題を解決するまでの流れを把握する
  • プログラミング学習をする

将来、お子さまがどのような道に進んでも活躍できるようにこの能力を高めましょう。

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KOOVパートナー プログラミング教室とは

KOOVパートナーとは、ソニー・グローバルエデュケーションが定める基準を満たした、ロボット・プログラミング 学習キット 「KOOV」 を利用する教室に提供されるパートナー制度です。 KOOVパートナーの教室は、全国に1000教室以上展開し、その成長率は業界No.1となっています。